クランベリーの働きと効果について【泌尿器科専門医が解説】
「膀胱炎が治ったと思ったら、またすぐに再発してしまう……」
そのようなお悩みをお持ちではありませんか?
膀胱炎は女性に非常に多く、一度かかると繰り返しやすい病気です。抗生物質で治療することはできますが、できれば「ならないように予防したい」というのが本音かと思います。
そこで今回は、日本泌尿器科学会認定 泌尿器科専門医の視点から、再発予防の強力なサポーターである「クランベリー(ジュース)」の効果について解説します。当院での取り扱いについてもご案内しますので、ぜひ参考になさってください。
なぜクランベリーが膀胱炎に良いの?
尿には「酸性」と「アルカリ性」の状態があります。
クランベリーには、尿を酸性化する作用に加え、尿路への「菌の付着」を防止する作用(プロアントシアニジンによる効果)があることが知られています。
この作用により、具体的に以下の4つのメリットが期待できます。
クランベリー摂取による4つの効果
1:膀胱炎の再発予防
日本泌尿器科学会や感染症学会のガイドラインでも、その有用性が示唆・推奨されています。
2:尿臭の軽減
尿のニオイが気になる方にも効果的です。
3:尿管カテーテルの閉塞トラブル防止(留置中の方)
排尿障害などで尿管カテーテルを留置していると、尿がアルカリ性に傾きやすくなります。すると「アルカリ性の尿路結石」ができやすくなり、カテーテルが詰まってしまうことがあります。クランベリーで尿を酸性に保つことで、この閉塞トラブルを改善・予防できます。
4:スキントラブルの改善
アルカリ尿による皮膚への刺激を和らげることで、おむつかぶれ等の軽減につながります。
医師が特に推奨する理由:30~50%の再発予防効果
個人的に特におすすめしたいのは、やはり①膀胱炎の再発予防 と ③カテーテル管理への活用 です。
医学的な文献によると、クランベリーの摂取により膀胱炎の再発リスクに対して30~50%の予防効果があると報告されています。
【実例】2ヶ月に1回発症していた方が…
私の身近な方の実例ですが、これまで2ヶ月に1回の頻度で膀胱炎を発症していた方が、毎日1回クランベリージュースを飲み始めたところ、発症頻度が「半年に1回」に激減しました。
完全にゼロにはなりませんでしたが、頻繁な痛みや通院のストレスが「半年に1回」になるだけでも、生活の質(QOL)は大きく改善します。「ダメもと」であっても、繰り返す辛さにお悩みの方には一度試してみる価値が十分にあると考えています。
当院でもクランベリージュースの販売を開始しました
このような医学的メリットを考慮し、当院の受付にてクランベリージュースの販売を開始いたしました。
まずは試してみたいという方は、診察時または受付にてお気軽にお申し付けください。
アクセス
〒571-0065
大阪府門真市垣内町12-32 古川橋メディカルプラザ3F
京阪本線「古川橋駅」より徒歩6分
京阪バス「鳥飼道停留所」目の前
診療時間

土曜日は2人の医師の診療で待ち時間が
少なくて便利
水曜日午後は20:00まで
