女性に多い頻尿の原因と対処法
院長通信をお読みいただきどうもありがとうございます。やすだ泌尿器科クリニック院長の安田宗生です。
日本泌尿器科学会認定 泌尿器科専門医の院長が、今回は「女性に多い頻尿の原因と対処法」についてわかりやすく解説します。
女性が頻尿になりやすい理由
「トイレが近い」と感じるのは、単なる加齢のせいだけではありません。
女性は男性に比べて尿道が短く、細菌が膀胱に入りやすいため、膀胱炎などの感染症を起こしやすいという特徴があります。
また、妊娠や出産による骨盤底筋のゆるみ、更年期に伴うホルモンバランスの変化など、ライフステージごとに泌尿器の機能に影響が出やすいのも女性特有の背景です。
そのため、「年齢のせい」「体質だから」と片付けずに、頻尿は体からのサインとして受け止めることが大切です。
頻尿の主な原因
- 膀胱炎
女性に最も多い原因のひとつです。排尿時の痛みや残尿感、血尿を伴うこともあります。
軽症でも放置すると腎盂腎炎へ進行することがあるため、早めの受診が必要です。
- 過活動膀胱
急に我慢できないような強い尿意に襲われる病気です。夜間に何度もトイレに起きることもあり、生活の質に大きな影響を与えます。
- 骨盤底筋のゆるみ
出産や加齢により、尿をためる力が弱まり、尿漏れや頻尿につながります。骨盤底筋トレーニングで改善することもあります。
- 内科疾患との関連
糖尿病や高血圧、心臓病なども頻尿の原因になります。特に糖尿病は尿の量や回数に影響しやすいため、泌尿器科と内科の両方の視点が必要になることがあります。
泌尿器科で診察するメリット
「頻尿くらいで泌尿器科に行っていいの?」と迷われる女性は少なくありません。
しかし、泌尿器科では以下のような専門的な検査と診断が可能です。
・尿検査:感染や血尿の有無を確認
・超音波検査(エコー):膀胱や腎臓の状態をチェック
・残尿測定:排尿後に膀胱にどれくらい尿が残っているかを確認
婦人科や内科と関連する病気を区別できるのは、泌尿器科ならではの強みです。
女性専用待合室を完備
やすだ泌尿器科クリニックでは、女性専用の待合室をご用意しています。
「泌尿器科は男性が多そうで通いにくい」と思われる方も、安心してご来院いただける環境です。
実際に多くの女性患者様にご利用いただいており、頻尿に関するご相談も日々寄せられています。
頻尿への対処法
ご自分でできる工夫
・水分は極端に制限せず、適量をバランスよく摂る
・コーヒー・お茶・アルコールなど利尿作用のある飲み物を控える
・骨盤底筋体操を習慣化する
・下半身の冷えを防ぐ
泌尿器科での治療
・膀胱炎:抗菌薬による治療
・過活動膀胱:膀胱の働きを調整する内服薬
・骨盤底筋のゆるみ:運動療法や場合によっては手術
自己判断で市販薬だけに頼ると病気を見逃す恐れがあるため、症状が続く場合は早めに泌尿器科へご相談ください。
FAQ(よくある質問)
Q. 頻尿で受診するのは恥ずかしいのですが…
A. 女性の頻尿は非常によくある症状で、当院にも多くの方が来院されています。女性専用の待合室もありますので安心してご相談ください。
Q. 頻尿は年齢のせいで治らないのでしょうか?
A. 加齢も一因ですが、膀胱炎や過活動膀胱など治療で改善できる病気が多くあります。自己判断せず、一度検査を受けることをおすすめします。
Q. 婦人科ではなく泌尿器科に行くメリットは?
A. 頻尿の原因は膀胱・尿道など泌尿器にあることが多いため、泌尿器科での診断が正確です。他科との関連も考慮しながら診察できるのがメリットです。
Q. 市販薬で様子を見てもいいですか?
A. 軽い膀胱炎なら一時的に良くなることもありますが、再発や進行のリスクがあります。症状が続く場合は泌尿器科での治療が安全です。
Q. 頻尿は治療でよくなりますか?
A. 原因に応じて治療方法は異なりますが、多くの方が改善を実感されています。
まとめ
頻尿は女性にとても多い症状ですが、原因はひとつではありません。
膀胱炎や過活動膀胱、骨盤底筋のゆるみ、内科疾患など幅広い要因が関わっています。
泌尿器科では、専門的な検査で原因を見極め、適切な治療を行うことができます。
やすだ泌尿器科クリニックは、女性専用の待合室を備え、多くの女性患者様にご来院いただいております。
「夜中に何度もトイレに起きる」「日常生活に支障がある」と感じたら、ぜひお気軽にご相談ください。
ご予約は便利なインターネット予約をご利用ください。
お電話でも予約を承っております。


やすだ泌尿器科クリニック
院長 安田 宗生
日本泌尿器科学会認定 泌尿器科専門医
〒571-0065
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